■  Gospel (ゴスペル) とは? ■

「GOD SPEL」とは「神の言葉=良き知らせ」
「GOD SPEL」とは「神の言葉=良き知らせ」

語源は  "GOD SPEL"  直訳すると "神の言葉"  ですが「福音、良き知らせ」の意味です。福音とは、神様が私たちの罪の罰を受けるために自身の御子イエスをこの地上に遣わされ、そのイエスを死者の中からよみがえらせたことによって、信じる者はだれでも永遠のいのちをもつことができるという「良い知らせ」のことです。

一般に言われるブラックゴスペルとは、黒人音楽(ジャズ、ブルース、ラップなど)のルーツとしてアメリカの教会などで黒人達によって、歌われ続けてきた神への賛美です。

発祥は19世紀の後半にさかのぼります。その昔、奴隷生活を強いられていた黒人達にとって、唯一の拠り所は「神の言葉」でした。彼らの生きる喜び、悲しみ、神への感謝の祈り、そして神による希望、それら一切の魂の声から生まれてきたのが「GOSPEL ゴスペル」です。


■ ゴスペル用語 ■

Lord[ロード] =「主権者である神様」
Lord[ロード] =「主権者である神様」

Gospelを歌っていると良く出てくる言葉がありますが、本当はこんな意味があります。もっと良く分かると歌っていてかなり違ってきます。


Amen[アーメン]
「確固とした」「しっかりした」「信頼できる」という意味を持った語根から出た言葉で、ヘブライ語が起源。「本当に」「確かに」「その通り」の意味。
旧約聖書では承認することば。新約聖書では祈りや祝祷の終わりに用いられた自然な応答。「この祈りは真実です」、「その通りになりますように」という気持ちを表しています。
英語では「エィメン」とも発音します。メッセージのときや大勢で祈るときにも、途中途中で賛同する場合に Amen と言ったりします。

 


Hallelujah[ハレルヤ]
元来は「ハルルー・ヤー」。「ヤハ」(主)と「ハーラル」〈ヘブライ語で二人称複数命令形の「ハレルー」(ほめたたえよ)〉の合成語。
「あなたがたは主をほめたたえよ」という意味で、万国共通のキリスト教用語。私たちの歓喜と感謝に満ちた神様である主をほめたたえる言葉。

 


Jesus[ジーザス]
イエス・キリスト、歴史上の人物の名前。「救い主なるイエス」の意味。
「イエス」は救い主の個人名として用いられ、「キリスト」はヘブル語の「メシヤ(救い主)」を意味しています。

 


God[ガッド]
神様という意味。天地万物を創造され、創造主なる唯一の神のこと。現在も生きておられ、人間を救い、助け、祝福し、約束を守られる方。

 


Lord[ロード]
主のことで「主権者である神様」を意味します。イエス・キリストを指しています。
礼拝されるべき天地万物の主権者は父、子、聖霊なる三位一体の神であられる「主」であるとも言えます。

 


Holy Sprit[ホーリースピリット]

Holy Ghost[ホーリーゴースト]
「聖霊」聖い(きよい)霊。すなわち神の霊という意味。
 Ghost ・・・・・ 古英語 gast が語源。「霊魂」の意。

 Spirit ・・・・・・ラテン語 spiritus (呼吸が行われるもの)が語源。

 


Praise[プレイズ]
ラテン語の「価値」からきた言葉。「賞賛する」「ほめたたえる」の意。
教会では神様をほめたたえるときに言う。プレイズ・ソングは神様を賛美することに重点を置いた歌。
Praise The LORD(プレイズ・ザ・ロード)とは「主を賛美しよう」「ほめたたえよう」の意味で、挨拶に使われることもあります。

 

Worship[ワーシップ]
worth + ship = worship これも「価値」から来た言葉で、「礼拝」「崇拝」という意味。つまり、神様に価値の根源があることを認めることイコール、礼拝。

 


Glory[グローリー]
栄光の意味。神様の栄光をたたえる言葉。全世界、そして人間を創造された神様、私たちの罪のために十字架にかかって死なれ、私たちを罪から救ってくださったイエス・キリストなる神様、その素晴らしい神様をほめたたえます!

 


Holy[ホーリー]
聖(きよ)さの意味。完全に偽りのない汚れのないこと。
完全に聖い人間は人類史上一人もいません。神様のひとり子なるイエス・キリストだけが唯一聖い方です。

Faith[フェイス]
信仰の意味。 神様に対する信頼と、そこからくる神様のことばへの信頼とも言えます。
自分の力で買い取るものではなく、ただ一方的な神様の恵み・愛により頼んでいくこと、神様を受け入れることが信仰です。 

 


Grace[グレイス]
めぐみの意味。恵みとは、愛なる神の、人間に対する好意(愛顧)、またはそれに基づく働きかけ。それは、特に受けるに値しない対象に向けられた神のいつくしみ。
「恵み」という日本語に該当する英語のgraceは、ラテン語のgratiaから派生し、 gratiaはギリシヤ語のカリス(charis)をラテンの世界に訳したことばでした。もともとギリシヤの世界で「カリス」は、好意や親切、またそれに基づいた行動を指すことば。
新約聖書において重要な福音の中心を示す言葉です。
自分が何かをしたから受けた、もらったというものではなく、何もしなかったのに与えられた祝福のことをいいます。

※「AMAZING GRACE」は「驚くばかりの恵み」という意味です。